銀座を作った人 その2
銀座とは、もともと徳川家康が京都の伏見につくったものでした。
銀貨の造幣所という意味で、「銀座」と呼ばれるようになったもので、いまでいう造幣局のことだったのです。
この銀座が、江戸時代になって、まず駿府に移転され、さらに秀忠によって、いまの銀座三丁目あたりへと移されました。
ただし、移転当時の地名は、「銀座」ではありませんでした。
すぐ隣の日本橋に「金座」があり、本両替町と呼ばれていたので、銀座の正式名は「新両替町」でした。
しかし当時から、人々は俗称で「銀座町」と呼んでいました。
その後の1801年、役人の汚職をきっかけに、役所としての銀座は日本橋蠣殻町へ移ります。
それでも、銀座のあった場所は人々から「銀座町」と呼ばれ続け、地名が正式に銀座と変わったのは、1869年(明治2)のことでした。
