「へ~」と思うこと その6
◆航空運賃の決め方と格安航空券
もともと航空会社側に格安航空券を受け入れる要素があるといっても、その受け入れには限度があります。
航空運賃算定の際に想定した座席利用率を割ってまで受け入れることはないはずです。
正規運賃での収入見込みが崩れてしまうからです。
例えば、200座席を上回る座席が輸入航空券や格安航空券の利用客で占められるようになったために、営業上少なくとも見込んでおかねばならぬ運賃収入3000万円が確保できなくなる場合。
運賃収入3000万円を確保するには、格安航空券を締め出す必要があります。
航空会社が、法律や協定を盾に輸入航空券や格安航空券の利用者の搭乗を拒否したり、それらの販売禁止を求めて旅行代理店に庄力を加えたりするようになった背景には、想定した座席利用率を割ってしまうほど大量の格安航空券が出回ることを懸念する航空会社側の営業上の事情が絡んでいると考えてよいでしょう。

